2021年03月11日
3・11によせて
東日本大震災(ひがしにほんだいしんさい)は、2011年(平成23年)3月11日(金) 14時46分18.1秒に発生した東北地方太平洋沖地震による災害およびこれに伴う福島第一原子力発電所事故による災害である。大規模な地震災害であることから大震災と呼称される。東日本各地での大きな揺れや、大津波、火災などにより、東北地方を中心に12都道府県で2万2000人余の死者(震災関連死を含む)・行方不明者が発生した。これは明治以降の日本の地震被害としては明治三陸地震(死者・行方不明者2万1959人)を超えて関東大震災(死者・行方不明者推定10万5000人)に次ぐ2番目の規模の被害となった。沿岸部の街を津波が破壊し尽くす様子や、福島第一原子力発電所におけるメルトダウン発生は、地球規模で大きな衝撃を与えた。
発生した日付から3・11(さんてんいちいち、さんいちいち)と称することもある。
≪出展:Wikipedia≫
3・11から10年が経ちました。
多くの死者・行方不明者を出し、今なお避難生活を続けている方もいらっしゃいます。
地震・津波・火災・原発事故と、かつての大震災よりも更にリスクが高まった状態での大震災でした。
お亡くなりになられた方々へ心から哀悼の意を表し、復興のために頑張っておられる皆様に、心から応援のエールを送りたいと思います。
日本は地震大国と言われていますが、地球科学的には日本列島は「島弧」もしくは「弧状列島」と呼ばれ、プレートとプレートがしのぎを削る海溝辺縁部にできる特徴的な島だそうです。地震が多くて当たり前の地理にあるようです。
伊豆半島から北側、関東から東北・北海道にかけては、日本列島が乗るユーラシアプレートの下に太平洋プレートが沈み込む構造となっていて、定期的に大きな地震を起こしてきました。日本海溝ですね。
伊豆半島から南側、沖縄の列島から台湾までかけて、ユーラシアプレートの下にフィリピン海プレートが沈み込む構造となっており、こちらも定期的に巨大地震を起こしてきました。南海トラフです。
上記はいずれも海溝型地震と呼ばれ、周期や地盤の上下の数値からある程度の発生時期が予想できるようです。
それに対して、阪神淡路大震災や熊本地震のような直下型と呼ばれるプレート内部の断層がずれて起こる地震は、場所や発生時期を予測するのは相当に困難なようです。
先月は福島県沖で最大深度6強の揺れを観測した、マグニチュード7.3の大きな地震が起きました。
マグニチュード7クラスは熊本地震で震度7を記録した規模と同じです。
発生場所と深さによってはそういう規模の地震ということですね。
気象庁からは、東日本大震災の余震という捉え方の発表がなされました。
この表現は間違いではないようですが、更にこれから起こる大きな地震の予兆と捉える学者の方々もおられるようです。
上記の海溝型地震の予測では、南海トラフ地震は2035年±5年もしくは2038年±5年で発生するという予測となっています。
つまり、2030年台に入ったら、南海トラフはいよいよカウントダウンということになるのでしょう。
それ以外にも、首都直下地震や富士山の噴火などもいつきてもおかしくないと言われています。
また、大きな海溝型地震が起こる前後は、大きな直下型地震が頻発すると言われています。
南海トラフが近づいてくると、様々な場所で大きな直下型地震が起きるリスクが高まります。
東日本大震災から10年ですが、地球規模の時間の流れで言えば、まだほんの少ししか経っていません。
先日の福島沖地震を含め、まだまだ東日本大震災の影響による地震(余震)は起きてくる可能性はあるのでしょう。
私が住む長崎は、比較的地震が少ない県と言われていますし、実際に少ないと思います。
過去20年を見ても、2005年の福岡県西方沖地震の時と、2016年の熊本地震の時以外は、長崎県内で震度3以上の地震を記録したことがありません。
だからこれからも大丈夫、ということは絶対に言えないのですよね。
熊本地震も、熊本の人たちがどれだけその発生を予期して備えてきたでしょうか?
私も本当に驚きしかありませんでした。
直下型地震は、活断層で起こりやすいということですが、日本国内の全ての活断層が認知されているわけではありません。
まだまだ知られていない活断層がたくさんあります。
地震の少ない長崎の自分の足元に、もしかしたら巨大な活断層があるかもしれません。
長崎市や佐世保市などには、急な斜面地に無理に住宅を建てているところがたくさんあります。
万一このような土地で震度7クラスの地震が起きれば、未曽有の大災害となることは間違いありません。
東日本大震災は、決して過去の他人事ではありません。
これからの自分事です。
そう自覚して日頃の備えを行い、万一の災害の時にどう動くか、家族にどのように指示をするか、そういった防災対策が本当に大切だと思います。
テレビでは多くの特集番組が放送され、その中で『未災地』という言葉を紹介していました。
被災した地の方々が言われている話だそうですが、未だ災害に遭ってない地域の方々という意味で、これからも地震を含め、あらゆる災害があらゆる地で起こります。そのための備えをしっかり行ってください、という思いやりの言葉だと紹介していました。
本当にその通りだと思いました。
自然に対して、人間の力はあまりにも無力です。
しかし人間には知恵があります。
災害を予測し、災害に備えることができます。
災害で叩かれても、起き上がる心の力があります。
自分がポスティングをしている最中に巨大地震に見舞われたら、と想像したら、体が震えてくるぐらいの恐怖を感じました。
恐怖で身動きができず、声を上げることができない自分がいるかもしれません。
そうならないためにも、改めて様々な災害が発生した場合の対策を行っていきたいと思います。
今日は私だけではなく、多くの方々がそう新たに自覚した日ではないでしょうか。
【誠実をモットーに安心のポスティングを】
クレームゼロで高い反響
地域密着のリクエスト応答型ポスティング
期間・エリア・プランのリクエストにお応えします
諫早市・大村市・佐世保市のポスティングならお任せください!
S.P.S長崎販売促進サービス
posting@spsnagasaki.com
発生した日付から3・11(さんてんいちいち、さんいちいち)と称することもある。
≪出展:Wikipedia≫
3・11から10年が経ちました。
多くの死者・行方不明者を出し、今なお避難生活を続けている方もいらっしゃいます。
地震・津波・火災・原発事故と、かつての大震災よりも更にリスクが高まった状態での大震災でした。
お亡くなりになられた方々へ心から哀悼の意を表し、復興のために頑張っておられる皆様に、心から応援のエールを送りたいと思います。
日本は地震大国と言われていますが、地球科学的には日本列島は「島弧」もしくは「弧状列島」と呼ばれ、プレートとプレートがしのぎを削る海溝辺縁部にできる特徴的な島だそうです。地震が多くて当たり前の地理にあるようです。
伊豆半島から北側、関東から東北・北海道にかけては、日本列島が乗るユーラシアプレートの下に太平洋プレートが沈み込む構造となっていて、定期的に大きな地震を起こしてきました。日本海溝ですね。
伊豆半島から南側、沖縄の列島から台湾までかけて、ユーラシアプレートの下にフィリピン海プレートが沈み込む構造となっており、こちらも定期的に巨大地震を起こしてきました。南海トラフです。
上記はいずれも海溝型地震と呼ばれ、周期や地盤の上下の数値からある程度の発生時期が予想できるようです。
それに対して、阪神淡路大震災や熊本地震のような直下型と呼ばれるプレート内部の断層がずれて起こる地震は、場所や発生時期を予測するのは相当に困難なようです。
先月は福島県沖で最大深度6強の揺れを観測した、マグニチュード7.3の大きな地震が起きました。
マグニチュード7クラスは熊本地震で震度7を記録した規模と同じです。
発生場所と深さによってはそういう規模の地震ということですね。
気象庁からは、東日本大震災の余震という捉え方の発表がなされました。
この表現は間違いではないようですが、更にこれから起こる大きな地震の予兆と捉える学者の方々もおられるようです。
上記の海溝型地震の予測では、南海トラフ地震は2035年±5年もしくは2038年±5年で発生するという予測となっています。
つまり、2030年台に入ったら、南海トラフはいよいよカウントダウンということになるのでしょう。
それ以外にも、首都直下地震や富士山の噴火などもいつきてもおかしくないと言われています。
また、大きな海溝型地震が起こる前後は、大きな直下型地震が頻発すると言われています。
南海トラフが近づいてくると、様々な場所で大きな直下型地震が起きるリスクが高まります。
東日本大震災から10年ですが、地球規模の時間の流れで言えば、まだほんの少ししか経っていません。
先日の福島沖地震を含め、まだまだ東日本大震災の影響による地震(余震)は起きてくる可能性はあるのでしょう。
私が住む長崎は、比較的地震が少ない県と言われていますし、実際に少ないと思います。
過去20年を見ても、2005年の福岡県西方沖地震の時と、2016年の熊本地震の時以外は、長崎県内で震度3以上の地震を記録したことがありません。
だからこれからも大丈夫、ということは絶対に言えないのですよね。
熊本地震も、熊本の人たちがどれだけその発生を予期して備えてきたでしょうか?
私も本当に驚きしかありませんでした。
直下型地震は、活断層で起こりやすいということですが、日本国内の全ての活断層が認知されているわけではありません。
まだまだ知られていない活断層がたくさんあります。
地震の少ない長崎の自分の足元に、もしかしたら巨大な活断層があるかもしれません。
長崎市や佐世保市などには、急な斜面地に無理に住宅を建てているところがたくさんあります。
万一このような土地で震度7クラスの地震が起きれば、未曽有の大災害となることは間違いありません。
東日本大震災は、決して過去の他人事ではありません。
これからの自分事です。
そう自覚して日頃の備えを行い、万一の災害の時にどう動くか、家族にどのように指示をするか、そういった防災対策が本当に大切だと思います。
テレビでは多くの特集番組が放送され、その中で『未災地』という言葉を紹介していました。
被災した地の方々が言われている話だそうですが、未だ災害に遭ってない地域の方々という意味で、これからも地震を含め、あらゆる災害があらゆる地で起こります。そのための備えをしっかり行ってください、という思いやりの言葉だと紹介していました。
本当にその通りだと思いました。
自然に対して、人間の力はあまりにも無力です。
しかし人間には知恵があります。
災害を予測し、災害に備えることができます。
災害で叩かれても、起き上がる心の力があります。
自分がポスティングをしている最中に巨大地震に見舞われたら、と想像したら、体が震えてくるぐらいの恐怖を感じました。
恐怖で身動きができず、声を上げることができない自分がいるかもしれません。
そうならないためにも、改めて様々な災害が発生した場合の対策を行っていきたいと思います。
今日は私だけではなく、多くの方々がそう新たに自覚した日ではないでしょうか。
【誠実をモットーに安心のポスティングを】
クレームゼロで高い反響
地域密着のリクエスト応答型ポスティング
期間・エリア・プランのリクエストにお応えします
諫早市・大村市・佐世保市のポスティングならお任せください!
S.P.S長崎販売促進サービス
posting@spsnagasaki.com
Posted by spsnagasaki at 18:18│Comments(0)