不配事故について

spsnagasaki

2021年04月02日 21:09

不配事故とは、ポスティング業務を請け負って実際には全部もしくは一部の配布を行わなかったことを言います。
ポスティングの世界では実は決して珍しいことではありません。他社のそういう事故の話をたまに聞きます。
当然、絶対にあってはならない不正行為です。
企業間における契約不履行であり、法的には債務不履行という呼び方となって、損害賠償請求など法的対抗措置の対象となり得ます。

つい最近、私が提携しているポスティングを取り次ぐ会社で、他のエリアでの不配の事件が発生しました。
弊社と同様にポスティングを請け負っている業者のスタッフの一人が1000枚~2000枚程度のチラシを配布していなかったようです。
一般的な宣伝チラシではなく、公的な広報紙だったため多数の不着の連絡が発生して事態が発覚したそうです。
事態発覚後の調査の結果、上記のような状況が見えてきたとのことでした。
このことは新聞にも大きく記事として取り上げられていました。
私もその取り次ぎ会社との提携業者として呼び出しを受け、事態の説明と種々の確認作業が行われました。
一番あおりを食らっているのがその取り次ぎ会社です。
クライアントの、窓口となる委託した会社への信頼に大きな影響を与えます。
クライアント側からすれば、窓口会社から先の下請け業者などは見えない世界ですし、見えていたとしてもそれらへの管理監督の行き届きという見方をするでしょう。
私が提携しているのは長崎の支社で、事件が起きたのは他県の支社です。
担当の方も今後の影響を強く心配しておられました。

弊社の企業理念およびモットーの見直しを行ったのはつい先日の事でした。
「信頼」を弊社の企業価値の最大一のものと定め、その実現のために「真剣」「誠実」「謙虚」というワードを取り上げました。
信頼がなければ私どもの仕事はそもそも成り立ちません。
クライアントからの信頼はもちろんのこと、自社スタッフへの信頼も同様です。
その信頼を勝ち得るために自身に必要な要素、それを考えた時に、自分が常に誠実であること、一つ一つ真剣に取り組むこと、そして謙虚であり続けることが何より重要だと思い至りました。
その姿勢を貫くことにより、強固な信頼を得ることが可能になると確信します。

実際に配っていることを証明する手段は色々と講じられていますが、どれをとっても完全なものはありません。
所詮はこちらが誠実に取り組むことによって得られる信頼しかないのです。
真面目に全てを配り切れば、必ず反響がついてきます。
ずるをすれば必ずバレます。
ちょっとぐらいならわからないだろう、という軽い気持ちからのスタートなのかもしれません。
しかしそのことが引き起こす影響は広く甚大であり、その代償は決して小さなものではありません。
万が一自社で同様な事件が発生した場合は、自社の看板を下ろすしか手段はないと考えています。
だからこそ、絶対にそのようなことを起こさせないよう、スタッフへの教育・指導・管理・監督を行わなければなりません。
何より自分自身が信頼されるよう、やはり常に誠実にあり続けなければならないと思いました。

今回の事件は、自分やスタッフの人々にとっては重要な注意喚起となる一つの契機だったのかもしれません。
改めてまた気を引き締めて、クライアント様が求める反響のため、誠心誠意ポスティングの仕事に取り組んでいこうと決意しました。
今後ともよろしくお願いいたします。



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