スポンサーリンク

上記の広告は、30日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by のらんば長崎運営事務局 at

2018年08月13日

長崎のお盆

今日は8月13日。長崎では盆入りです。
よそでは新暦の7月にお盆をするところもあるそうですね。
世間ではお盆休みの方もたくさんいらっしゃると思います。
暦の休日ではないのでお仕事の方もいらっしゃるでしょう。
私は今日も大村でポスティングを頑張って参りました。

回っていると玄関先に盆提灯があちらこちらで下げられていました。
これは長崎だけの風習でしょうか?
家内の地元、佐賀県鹿島市では見なかったと言っていました。
提灯だけではなく、あ~お盆だな~と、通常とは違う町の雰囲気でした。
帰省してきたご家族であろう姿、
他県ナンバーの車、
人も車もいつもと違う動きと流れのように感じました。

長崎のお盆と言えば、「精霊流し」が有名かと思います。
少し年齢のある方でしたら、さだまさしさんの曲として思い浮かべるかもしれません。
静かなしんみりとするメロディーと歌詞で精霊流しのイメージを持っている方も多いでしょう。
しかし、実際の精霊流しは、爆竹と鉦と掛け声がけたたましく鳴り響く喧噪の世界なのです。
昔実際に、さださんの曲で精霊流しをイメージしていて、
実際に見たらそのギャップに驚いたという話を聞いたことがあります。
私も小さい頃両親に連れて行ってもらい、
激しい爆竹にビビりまくった思い出があります。
その時さだまさしさんが、個人的に見物していたそうです。
私の両親か誰かが「さだまさしさんがおった」と言っていたのを覚えています。
そもそも精霊流しとは、仏教でも念仏を唱える宗派の宗教行事です。
人は死んだ後に西の方にある極楽浄土に行けるという教えなので、
その年に亡くなった方(初盆)の魂を船に乗せて西方へ送り出すという意味があるそうです。
今では禁止されていますが、昔は実際に海に流していたそうです。
船は様々な趣向が凝らされ、大きな船、小さな船、故人の好きだったものを飾り付けたり、
とにかく様々な船が、毎年8月15日の夕方から流れ始めるのです。
また、爆竹や鉦、掛け声など大きな音には「厄払い」という意味があるそうです。
そのために鳴らしているんですね。
長崎の夏の風物詩です。
機会があればぜひご覧いただきたいものです。

大きな音が厄払いということで、
長崎ならではのお盆の風景がもう一つあります。
それは、お盆のお墓ではみんなが花火をやっている風景です。
大人も子供も、普通に花火をし、爆竹を鳴らし、やびやを飛ばします。
子どもの頃から普通のことだったので、
長崎だけのことと知った時にはビックリしたものです。
花火をする理由は先に述べた通りです。
それと、長崎は昔から中国文化と縁が深く、その影響とも言われています。

随分前に祖父が亡くなり、初盆で親戚が集まった時のことです。
私も独り身で集まったのは大人ばかりでした。
お参りを終わらせると手持ち花火を取り出し、
静かにみんなで花火をしました。
大人だけのお墓の花火は初めての体験で、
何とも不思議な気分になりました。

明日はお盆の中日となりますが、
私はポスティングを頑張って参ります。
くれぐれもお墓参りの邪魔をしないように気を付けます。
明後日は大村でも精霊流しがあるため、
ポスティングの作業はお休みさせていただきます。
ご先祖様に思いをはせ、祈りをささげるお盆。
私もねんごろに追善回向の祈りを捧げたいと思います。


【誠実をモットーに安心のポスティングを】

健全なポスティングでクライアント様の発展・成長に貢献します。
地域に密着し、濃密度・丁寧・確実なポスティングをご提供。
結果を出せるポスティングプランをご案内いたします。

諫早市・大村市のポスティングならお任せください。

S.P.S長崎販売促進サービス


posting@spsnagasaki.com
  


Posted by spsnagasaki at 19:34Comments(0)