2018年02月24日
現川
現川町で工事されている九州新幹線長崎ルートのトンネルです。
久し振りに通ったら随分工事も進んでいました。
トンネルが完成したらこの光景も見られないと思い撮影してみました。
九州新幹線長崎ルートは、地元では賛否両論あります。
私も懐疑的な一人でした。
導入に際しても、フリーゲージトレインの問題など、スムーズにはいっていません。
長崎が求める恩恵とはほぼ無縁な、隣県である佐賀県は対応に冷淡な部分もあります。
そもそも長崎に新幹線を導入する狙いは、直通の新幹線を関西まで繋げて、
本州の観光客を誘致することだと聞いています。
九州、なかんずく長崎は西の果てで、本州とは隔絶された感が否めません。
観光の目玉としてハウステンボスが頑張っていますが、交通のアクセスはやはり大きな課題です。
長い時間をかけ、多くのお金を使って今新幹線工事は着実に進捗しています。
せっかく作るんですから、長崎にも、佐賀にも、他県の多くの方々にも大きなメリットのあるものとして、
街づくり、観光政策等を含めて、立派な運用を期待したいと思います。
現川町は、東長崎の中でも西山台、三川町などに面した山手の農業の町です。
現川焼とう窯元もあります。
JRが通っており、無人駅の現川駅もあります。
JRで現川駅から長崎方面に向かうとすぐに20分ほどかかる長いトンネルに入ります。
そのトンネルを抜けるとあっという間に浦上駅に到着します。
子どもの頃はこの不思議な感覚が好きでたまりませんでした。
山の中にある現川駅。
道路から線路が見下ろせ、トンネルの入り口も足元に見ることが出来ます。
夏は涼しく気持ちのいい場所です。
山の方へ走ると、中尾-木場線に抜けることもできますし、西山台へ抜けることもできます。
山道ですが多くの人が使う便利な道路なのです。
現川という名前。
読み方わかりますでしょうか?
正解は『うつつがわ』と読みます。
この名前も好きなんですよね。
名前の由来を調べてみましたが、
「細長い土地を流れる川を意味するところからついた」とうことで、よくわかりませんでした。
夢ではなく、現実の川ですよ。
勝手にそういうことを考えたりしていました。
この現川を調べていたら、東長崎の来歴も知ることができました。
東長崎についてはまたの機会にご紹介できればと思います。
今日もいいお天気でした。
鼻水・くしゃみ・目のかゆみとの戦いのポスティングでした(笑)